幕張メッセで開催中(6日まで)の「CEATEC 2017」に行ってきました。 毎年10月に幕張メッセで開催されるアジア最大級の規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会(ウィキペディアより)です。
主役はやはりAI関連技術だったように思います。 自動運転技術、VR(AR)、3Dプリンター関連の展示数はわりと控えめな印象でした。 それよりも、映像関連であったり、現製品にすぐに活用できる小回りのきいた実用的な製品(や技術)が多かったです。 ・・・会場をすべて見て回ったわけじゃないので本当に個人的な感想ですけど。

CEATEC AWARD 2017 アワード を受賞した出展作品。
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CASIO 2.5D プリントシステム


イノベーションテクノロジ・ソフトウェア部門を受賞したカシオのmofrel(モフレル)。 2.5Dプリンターという、ニッチといいますか、斜め上を狙ったネタ製品なのかな?と少し思いましたが、実際にはキチンと意味のある実用的で面白い製品でした。
これがプリンター本体。 家庭用ではなく、オフィス向けのサイズです。

熱を加えると膨張する専用の紙に印刷します。 立体(3D)ではなく、写真(2D)が盛り上がって半立体になるので2.5Dということらしいです。

プリントアウト時間は1枚3~6分ほど

活用例としては、服飾系のサンプル作りや、インテリア内装の試作品など。

これは見た目にも質感(凹凸感)的にも完璧。 印刷には見えませんでした。 ちなみにインクジェットプリンターなので耐候性は低いようです。

写真では伝わりづらいのですが、木目に合わせて表面に凹凸があります。 木の質感の肌触りもうまく再現できています。
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これは立方体に畳の写真を貼っただけにみえるのですが、触ると凹凸があって畳そのもの。 不思議ー。 テクスチャーだけリアルな昔のポリゴン3Dをちょっと思い出しました。
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革や布などの質感を簡単に表現できるので、ファッション系アイテムの試作品作りに活用しやすいのではないかと、説明してくれました。 実際に革や高級な素材を使って試作品をつくるよりも、こちらのほうが低コストで試作できるのがメリットです。

バッグの試作品を作っているところ。

内装の模型も質感を含めてリアルに作ることができます。
製品としていろいろな可能性を感じました。 そしてプリンター製品のイメージが全くないカシオがこれを作ったことに面白さを感じました。
・つづく
リンク

■ CEATEC JAPAN 2017 ( シーテック ジャパン 公式サイト )
■ 2.5Dプリントテクノロジー「mofrel(モフレル)」 | CASIO
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