マウスコンピューターのクリエイター・エンジニア向けPCブランド「DAIV」より、Quadro P4000 を搭載した「DQZ510H2-SH3」をお借りしました。 Quadro P4000 は今年(2017年)春に登場したNVIDIA Quadroシリーズ の最新グラフィックボード。 3DCG制作や動画・写真編集などに威力を発揮するプロ、ハイアマチュア向けのパーツです(単体で購入した場合は15~17万円のパーツです)。
主な構成は、OS:Windows 10 Home、 CPU:Intel Core i7-7700K(4.20~4.50Ghz)、 グラフィック:Quadro P4000、 メモリ:16GB、 ストレージ:480GB SSD+ HDD 2TB、 価格:22万9800円(税、送料別) ※2017年6月5日調べ
これから使いながらレビューいたします。
※ 実機をお借りしてレビューしています。 掲載料などはいただいておりません。 記事の内容は私が実際に使ってみた個人的な感想です。 メーカーや第三者の指示は一切ありません。目次 1) これはなに?
2) スペック確認、最初にした作業
3) 外観・内部チェック
4) ベンチマーク、起動時間、体感速度
5) 消費電力、電気代、騒音、感想、まとめ
なにこれ
改めまして。 今回は、マウスコンピューターのクリエイター・エンジニア向けPCブランド「DAIV」の中から、Quadro P4000(グラフィックボード) を搭載したデスクトップPC「DQZ510H2-SH3」をお借りしました。
■ 製品特長|Quadro P4000 搭載シリーズ |DAIV マウスのクリエイター・エンジニア向けPCブランド
前々回は、ゲーミングPCブランド「G-Tune」から「GeForce GTX 1080」を搭載した17.3インチ ノートPC「NEXTGEAR-NOTE i7901GA1」をお借りしました。 似たような構成のPCをお借りしても楽しくないので、今回は Quadro を搭載したデスクトップPCにしてみました。 Quadroは3DCGの制作や動画・写真編集などに向いているグラフィックボードです。
■ 価格.com - 『Geforce,Quadro,Tesla,Radeon どれを選べばいい?』 グラフィックボード・ビデオカードのクチコミ掲示板
■ ASCII.jp:NVIDIA Quadroでクリエイターデビューしよう! (2/3)
GeForceがWindows用ゲームソフトのプログラミングで多く用いられるDirectXに最適化されているのに対して、Quaroは3DCGの作成やCAD用途で使うアプリケーションで多く用いられるOpenGLに最適化されている
今私が使っているデスクトップPCには、「Quadro M2000」が搭載されてます。 これは Quadro P4000 の一世代前のモデルです。 ランクもひとつ下です。 SSDやCPU性能に違いがあるので、厳密さには欠けますが、「Quadro M2000」搭載機と「GeForce GTX 1080」搭載機を比べた場合、GeForce GTX 1080」のほうが速かったです(リンク)※1。 今回どのような結果になるのか楽しみです。
※1:私の使用環境下での結果です。 利用するソフトが変わると、処理速度なども変わると思われますので参考程度にみてください。
Quadro現行モデルの中で、 Quadro P4000 は真ん中のランク、ミドルレンジという位置です。
スペック確認
ではまずはスペックを確認いたします。良いお値段ですが、グラフィックボード(Quadro P4000 )単体でも15~17万円しますので、それを考えるとわりと親切な価格設定ではないかと思います。
USB3.1 Type-C ポートや光学ドライブは付属していません。 もし必要なら、購入時にパーツを追加することもできます。
OSはWindows 10 Home
CPUは、Intel Core i7-7700K(4.20~4.50Ghz)。 4つの頭脳で8つの仕事を同時にこなす、4コア8スレッドのCPUです。
参考
■ ASCII.jp:Core i7-7700K速すぎ!待望のKaby Lake-Sこと第7世代Coreの5モデルを一気テスト (1/3)|最新パーツ性能チェック
ハードドライブは 480GB SSD と 2TB HDD の2つを搭載しています。 初期状態の空き領域はそれぞれ、423GBと1.81TBです。
使用SSD: SD8SBBU-480G-1122
使用HDD: ST20000DM006
最初にした作業
貸出機なので、いつもはリカバリをして、残っているデータなどを消去するところから始めるのですが、PCを起動したらWindowsの初期設定画面が表示されたので、その作業は必要ないと判断し、そのまま使っています。 Windowsの初期設定画面の最初の方が少し違うのですが、基本的な流れは今までと同じです→「Windows10の初期設定」デスクトップの壁紙。 DAIVのロゴがカッコイイ!
← Google Chromeは私がインストールしましたが、他は最初から入っているソフトです。 その一覧です。 セキュリティソフトはMcAfeeが入っていたのですが、設定するのが面倒だったのでアンインストールしました。 Photoshopや動画編集ソフトVEGAS はまた後で入れます。 |
・レビュー(2)へつづく
リンク
■ Quadro P4000 搭載 DQZ510H2-SH3 シリーズ マウスコンピューター
■ クリエイター向け、エンジニア向けPCブランド DAIV マウスコンピューター
■ マウスコンピューター:Amazon店、楽天市場店
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