とくみつ録。: マインクラフト PE のゲームデータを Windows 10 Edition に移行する方法

去年末に購入したPC（Windows 10 搭載機）にはマインクラフト Windows 10 Edition（体験版）が標準でインストールされています。　コレってずっとPC版だと思ってたのですが違うんですね。　iOS や Android 版と同じ、PE（Pocket Edition）系列のバージョンとのこと。　なのでゲームデータに互換性があります。　試しに今までiPad で遊んでいたワールド（ゲームデータ）をコピーしてみたら、普通にPCで遊ぶことができました。　※その逆の移行（ PC → iOS ）も可能です。

移行作業はゲームデータをコピーするだけ

ゲームデータの移行作業は上図の通り。　マインクラフトのゲームデータ「games」を所定の場所にコピーするだけです。　簡単です。

ゲームデータを移行する方法１（iOS → PC）

まずは iPad（またはiPhone）を PC（ iTunes ）に接続します。 iTunes内で、（１）APP > （２）Minecraft PE を選択すると、（３）「games」というフォルダが表示されますので、これを選択し、（４）保存先をクリック。　PCの好きな場所に保存します。

次にWindows Cドライブ内にある、Minecraft Windows 10 Edition のゲームデータの場所を探します。

Windows 10 Editionの「games」の場所

C:\Users\（ユーザー名）\AppData\Local\Packages\Microsoft.MinecraftUWP_8wekyb3d8bbwe\LocalState

ここに先程 iPad からコピーした「games」フォルダ（ゲームデータ）を上書き保存します。

するとPEのワールドマップが　Windows 10 Edition　にも表示されます（上図）。　作業は以上です。

ちなみにこちらはPE版のゲームセレクト画面です（9.7インチ iPad Proでプレイ中）。

ゲームデータを移行する方法２（PC → iOS）

上記した方法の逆の手順で、PC から iOSへゲームデータを移行することもできます。　

「games」を置き換えると、PCで遊んだゲームデータがそのままiPad側にコピーされます。

この作業はこちらを参考にいたしました（感謝！）
■ Minecraft PEのワールドデータをWindows10 Editionに移行する方法　その逆も可能 | デジタルアジト

Windows 10 Edition と Pocket Edition の違い

システム、バージョン、操作方法などは基本的な部分は同じです（ver.1.0.7時点）。　iPadはタッチ操作ですが、デスクトップPCだとキーボードとマウスの操作になるので、そこがちょっと戸惑うポイントです。
※追記：慣れたらキーボード＆マウス操作（クラシックUI）のほうが作業がはかどりますね。　とくに荷物整理は断然こちらのほうがやりやすいです。

Windows 10 Edition の最大表示距離は56チャンク、Pocket Edition の最大表示距離は14チャンクです。　Windows 10 Edition のほうが遠くまで見渡せます。　見晴らしが良いですし、村も見つけやすいです。　上図は両方共、Windows 10 Edition の画面です。　iPad（Pocket Edition ）でこの場所に行くと、なぜか画面表示が途中生成のまま止まってしまうのです（汗）

デスクトップPCは「Quadro M2000」を搭載したグラフィック性能の高いマシンです。　おかげで描画速度は速いです。　それでも、コマ落ちや描画遅延は起きてしまいます（iPad よりはマシですが）。　マイクラのバージョンアップによる機能追加は嬉しいのですが、それよりももう少し動作を軽くしていただけたほうが個人的にはありがたいです。

エリトラ（虫の羽根）を使って空を滑空してみました。　空をとぶのは気持ちいいですねえ。　iPad（Pocket Edition ）では飛んでいる最中に画面描画速度が間に合わなくて背景が表示されず、使い物にならなかったのですが、Windows 10 Edition では（コマ落ちしつつも）普通に使えます。

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