5年ぶりにメインPCを購入しました。 グラフィックボード「Quadro M2000」を搭載したプロクリエイター向けのデスクトップPCです。 主な仕様は、OS:windows 10 HOME(64bit)、 CPU:Core i7-6700、メモリ:16GB、 ストレージ:525GB SSD + 2TB HDD、 グラフィック:NVIDIA Quadro M2000 4GB、 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ、 価格:17万1372円(税込み)。 現在、動作確認をしていますが、さすがの処理能力です。 それでいてアイドル時の消費電力は低め。 これから使いながらレビューいたします
目次 1) いきさつ、スペック確認
2) 外観チェック
3) 初期設定、最初にした作業、ベンチマーク
4) 4K動画再生も編集も楽勝、Photoshopのフィルター適用も激速
5) OSの起動時間、消費電力、1年間の電気代、騒音
6) 10日間使ってみた感想
番外編 ・ PCからNASが見えない時の対処法
・ 【リカバリ用】 回復ドライブを作成しました
・ 【覚書】PCにインストールしているソフト・ドライバー一覧
・ 「Windows 10 Creators Update」にアップデートしました
・ Windows 8 ~ 10 を使っているユーザーはMicrosoft純正のウイルス対策ソフト「Windows Defender」を使うべき?
いきさつ
今年の2月にノートPCが壊れたので、サブPCを探してました。 サブPCを買う目的は「windows10で仕事の環境を構築するための確認作業」「ラジオの録音」。 たぶんこの2つがメインになるかなと。 でも「ラジオの録音」はRadikoにタイムフリー機能が実装されたので、ほぼ必要なくなりました。 同時にラジ録も動作しなくなりましたし。。。そして今仕事で使っているメインPCは5年選手です。 5年ぶりにPCを買うと、このメインPCよりも処理能力が高くて快適な環境になる可能性があります。 なのでどうせならサブではなくメインPCを買い換えるほうがいいのではないかと。
そんな考えに傾いていた中、先日のドスパラのセールでこのPCを見つけました。 自分にはオーバースペック気味。 でも搭載してるグラフィックボード「NVIDIA Quadro M2000 4GB」を調べてみるとなかなか良さげ。 プロフェッショナル向けという響きにも惹かれます。
■ ASCII.jp:Maxwellベースのシリーズ廉価版「Quadro M2000」が登場
「QUADRO M2000」は、CUDAコアプロセッサー数768基、メモリーバス幅128bit、メモリーバンド幅106GB/secのプロフェッショナル向けGPU
出力インターフェースはDisplayPort1.2×4。最大4画面の同時出力や、複数画面を1つの巨大デスクトップ画面として扱う「NVIDIA Mosaic」、2系統のDisplayPortによる5K解像度表示などに対応■ 補助電源不要、コンパクトなデジタルクリエイト向けNVIDIA Quadro M2000グラフィックスカード「EQM2000-4GER」がELSAから | Ark Tech and Market News Vol.300480
私には下位モデル「raytrek LC-M」(NVIDIA Quadro K620 2GB)でも十分(オーバースペック)だと思うのですが、このベンチマーク(上図)を見てたら、なにか・・・それを買ったら負けのような気がして・・・。 正直グラフィックボードの性能がどのくらい自分の作業に影響するのかわかってないのですが(汗)、5年以上使うものですから、数万円くらい奮発してもバチは当たらないだろうと思い切りました。
購入したPCは、同モデルの中ではミドルレンジになります。
■ ドスパラ、Quadro M2000を搭載したクリエイター向けPC「raytrek」新モデル | マイナビニュース(2016年5月)
14nmプロセスのIntel Core i7-6700プロセッサを採用したデスクトップPC。DisplayPortを4基載せたQuadro M2000の採用に合わせ、メモリを従来のDDR3からDDR4へ強化し、軽快な処理を実現
スペックを確認
価格や構成はセール時のものです。 メモリは16GB、SSDも525 GB 搭載してるので、このままメインPCとして仕事に使えます。 ケースはミドルタワー型です。主なスペック
OS | Windows 10 Home 64bit のインストール |
---|---|
CPU | インテル Core i7-6700 (4コア8スレッド/HT対応/定格3.40GHz/TB時最大4.00GHz/L3キャッシュ8MB) |
グラフィック | NVIDIA Quadro M2000 4GB (4画面対応/DisplayPort x4) |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM(PC4-17000/8GBx2/デュアルチャネル) |
ハードディスク | 【SATA3】 2TB HDD (SATA6Gb/s対応) |
SSD | 525GB SSD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
マザーボード | インテル H170 チップセット マイクロATXマザーボード |
Photoshop CC (11050×14013ピクセルの画像にスマートシャープを適用)
・Prime Magnate BL: 1分45秒
・raytrek LT M2: 8秒
VEGAS PRO 14 Edit (1920×1080 3分13秒の動画をレンダリング)
・Prime Magnate BL: 約19分
・raytrek LT M2: 約10分
消費電力(アイドル時)
・Prime Magnate BL 約50W
・raytrek LT M2: 約35W
※今まで使ってきたメインPCと比較
YouTubeやウェブサイト閲覧などのレスポンスは今までとほぼ同じです。 でも重たい作業をさせると一目瞭然ですね。 とくにPhotoshopのフィルター処理のスピードの速さにはびっくりです。 ここまで大きな画像を扱うのは稀ですが、いざという時でもこのPCがあれば安心です。 消費電力も低め。 何もしていないアイドル時には今のPCよりも省電力です。 処理中には100W近くまで上がりますが。 この辺りはまた後ほどじっくり確認いたします。
ストレージは2つ搭載。 それぞれの空き領域は、SSD(525GB)は463GB、HDD(2TB)は1.81TBです。
デバイスマネージャーで型番を確認。
■ LGエレクトロニクス GH24NSD1
■ Crucial CT525MX300SSD1 (525GB)
■ Seagate ST2000DM006 (2TB)
・その2へつづく
リンク
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