日本HPのミニタワー型デスクトップPC「HP Pavilion 550-040jp」をお借りしました。 CPUに「Core iシリーズ」を搭載した基本性能高めのスタンダードなPCです。 構成は購入時に用途や予算に合わせて自由にカスタマイズできます。 最小構成時の価格は5万9800円。 お手頃です。 ただし、本機(貸出機)は、SSDやWi-Fi、Blu-ray Discドライブなどを追加搭載した構成なので、合計金額は16万8804円です。 いいお値段です(汗)
貸出機の構成は
OS: Windows 8.1(64bit)、 CPU: Core i7-4790(3.6~4.0GHz)、 メモリ:8GB、 ストレージ:512GB SSD + 1TB HDD、 グラフィック:Intel HD Graphics 4600、 光学ドライブ:ブルーレイディスクドライブ、 価格:16万6644円(税・送料込)。 これから数回にわけてレビューいたします。
目次 1) これはなに?
2) スペック確認、ベンチマーク、最初にした作業
3) 外観、内部チェック
4) 起動時間、体感速度
5) 消費電力、電気代、騒音、まとめ
※ 実機をお借りしてレビューしています。 掲載料などはいただいておりません。 記事の内容は私が実際に使ってみた個人的な感想です。 メーカーや第三者の指示は一切ありません。
なにこれ?
今回お借りしたのは日本HP(ヒューレット・パッカード社)のミニタワー型のデスクトップPCです。 モデル名は「HP Pavilion 550シリーズ」。 基本性能高めのスタンダードなPCで、普段使いや仕事用に使えます。個人向けデスクトップPCの中での本機の立ち位置は上図のとおりです。 PC選びに迷ったらとりあえずこれを選んでおけば間違いはないかと思います。
今年から個人向けデスクトップPCの筐体デザインがすべて変わりました。 今までのものよりもシンプルで大人っぽい雰囲気になりました(去年までのPC筐体はこんな感じ)
「HP Pavilion 550シリーズ」は3つのモデルが用意されてます。
■ HP Pavilion 550-140jp/CT Windows10搭載モデル、カラーバリエーション有り
■ HP Pavilion 550-040jp/CT Windows8.1搭載モデル
■ HP Pavilion 550-020jp AMD搭載モデル
日本HPのデスクトップPCは「Made in TOKYO」が多いのですが、「HP Pavilion 550-020jp」だけは違うみたいですね。
スペック確認
貸出機のスペックは上図のとおりです。 512GB SSD(3万6000円)が価格を押し上げています。 性能は文句なしですが、別途購入してあとで換装するほうが安上がりかもです(例)。 ほかに、無線LANを省くことで1万2000円、Blu-ray DiscドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更することで8000円、安くできます。 フロントパネルのカラーバリエーションが選べるのは「HP Pavilion 550-140jp」のみです(2015年9月15日現在)。
OSはWindows 8.1(64bit)です・・・が! すぐにWindows10(無料)にアップグレードしました。
CPUはCore i7-4790(Haswell)。 クロック周波数:3.6GHz、ターボブースト時:4.0GHz。 4つの頭脳で8つの作業をこなす、4コア8スレッドのCPUです。
ストレージは512GB SSD(SanDisk SD7SB2Q-512G-1006) と 1TB HDD(SEAGATE ST1000DM003)の2台を搭載してます。 光学ドライブはBlu-ray Discドライブ。
グラフィックはIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)です。
ベンチマーク
いつものようにフリーウェア3種でベンチマーク測定してみました。 全体的に優秀な結果です。 SSDも激速! 読込はもちろん、書込速度も速いです。 前回お借りした「Diginnos Mini NUC-B5」もウェブ閲覧など何をしてもサクサク快適に動作してましたが、本機のほうがそれよりもテキパキ動作してる印象でした(体感です)
参考
■ ベンチマークCrystalMarkの[ALU],[FPU],[MEM],[HDD],[GDI],[D2D],[OGL]という指標の意味
■ DirectDrawとは
■ OpenGL
ゲームのベンチマークテスト「ストリートファイターIV」を実行してみました。 結果は最高ランクの「A」でした。 イケる!
ファイナルファンタジーXIVのベンチマークソフトも実行してみました。 「画面解像度:1280×720」「標準品質」という条件で「やや快適」という結果でした。 こちらはちょっと厳しいですね。
「画面解像度:1280×720」「高品質」という条件にすると、動作困難でした。
他のPCのベンチマーク
■ 「Diginnos Mini NUC-B5」
■ 15.6インチ・ゲーミングノート「HP OMEN 15-5100シリーズ」
■ ミニタワー型デスクトップPC「HP Pavilion 500-340jp」
■ ドスパラのデスクトップPC『Prime Magnate BL』
最初にした作業
貸出機なのでまずはPCを「工場出荷時の初期状態」にしました。 やり方はこちらと同じです→「リカバリの手順」。リカバリの途中でWindows10へのアップグレードを催促されます。 今回はその指示に従い、アップグレードしました。
■ WinShot 画面キャプチャーソフト
・その2へつづく
リンク
■ HP Pavilion 550 HP Directplus(製品情報&購入ページ)
■ 日本HP 個人向け デスクトップPC 製品一覧
■ HP DirectPlus 楽天市場店 & Yahoo!店&Amazon店
関連記事
日本HPの15.6インチ・ゲーミングノート「HP OMEN 15-5100シリーズ」をお借りしました。 ~ゲーマー向け薄型ハイスペックノートPC
ドスパラの「Diginnos Mini NUC-B5」をお借りしました。 ~Broadwell-Uを搭載した手のひらサイズ・デスクトップPC
ミニタワー型デスクトップPC「HP Pavilion 500-340jp」をお借りしました ~Core i5、グラフィックボード搭載、さらにテレビ録画ができて9万円以下!
17.3インチノートPC「HP ENVY 17-j100」をお借りしました ~Core i7、HDDを2つ搭載したハイスペックなノートPC
リサーチリンク
■デスクトップPC 売れ筋ランキング Amazon
■デスクトップPC ランキング 楽天
■デスクトップパソコン 売れ筋ランキング 価格.com