とくみつ録。: AMD Ryzen 7 1700X搭載ゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO am540 シリーズ」をお借りしました

NEXTGEAR-MICRO am540 シリーズ　G-Tune　マウスコンピューター

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」より、今注目のAMD製CPU AMD Ryzen 7 1700Xを搭載した「NEXTGEAR-MICRO am540 シリーズ」をお借りしました。　グラフィックスはGeForce GTX 1060（3GB）を搭載、価格は10万円台中盤。　価格と性能とのバランスが最重要視されたミドルレンジモデルです。　これからゲームや動画編集などに使いながらレビューしていきます。

目次１）　これはなに？
２）　スペック確認、最初にした作業
３）　外観・内部チェック
４）　ベンチマーク、起動時間
５）　消費電力、電気代、騒音
６）　感想、まとめ

※ 実機をお借りしてレビューしています。掲載料などはいただいておりません。記事の内容は私が実際に使ってみた個人的な感想です。メーカーや第三者の指示は一切ありません。

なにこれ

今回お借りしたのは、マウスコンピューター（MOUTH）のゲーミング・デスクトップPC「NEXTGEAR-MICRO am540 シリーズ」です。　マウスコンピューターは用途に合わせてブランドを展開してて、本機はゲーミングPC「G-Tune」ブランドのモデルになります。

マウスコンピューターの主なブランド
■ マウスコンピューター（MOUTH）　一般・総合
■ G-Tune　ハイスペックゲーミングPC
■ DAIV　クリエイター・エンジニア向けPC
■ MousePro (マウスプロ)　ビジネス・法人向け

NEXTGEAR-MICRO am540 シリーズ　G-Tune

G-Tune内にはデスクトップPC、ノートPCを含めてたくさんのモデルがあるのですが、AMD製CPUを採用したモデルは、2017年7月17日時点で「am540 シリーズ」のみです（見逃しがありましたらすみません）。

この筐体は冷却性能を高めるために、冷却ファンを背面だけでなく、前面や天板にも配置しているのが特徴です。

スペック確認

ではまずお借りしたモデルのスペックを確認いたします。

光学ドライブはオプション（別売り）です。　グラフィックスはGeForce GTX 1060(3GB)を搭載。　モニター接続用ポートは、DisplayPort✕3つ、DVI-D✕1(DVI-HDMI変換コネクタ付属）つです。
※追記：スペック表にはDisplayPort✕3つ、DVI-D✕1つと記載されていますが、実機はDisplayPort✕3つ、DVI-D✕1つ(DVI-HDMI変換コネクタ付属）、HDMI✕１つです。

OSはWindows 10 Home（64ビット）

CPUは「AMD Ryzen 7 1700X」（3.4～3.8GHz）。　8コア16スレッドです。　インテルの Core i7-7700K などは4コア8スレッドなので、単純にその倍のコア＆スレッド数です。　たくさんの仕事を素早く処理できそうな雰囲気です。　このCPUは登場時に結構話題になっていました。　その後わかりやすい形でインテルからのシェアを奪ったようです→「AMDがRyzenでIntelからそっくりそのままCPUのシェアを奪い取ったことが判明 - GIGAZINE」

参考
■ 【レビュー】「Ryzen 7 1700」は高コスパな8コアCPUとなりえるか? ～Ryzen 7 1700/1700Xベンチマークレビュー - PC Watch
■ Ryzen 7 1700X/1700レビュー - 「手ごろな8コアCPU」の魅力をチェック (1) 落ち着いてきたタイミングで改めて検証 | マイナビニュース
■ ASCII.jp：インテル超え確実!? Ryzen 7最速ベンチその実力とは？ (1/2)

ストレージはSSD（240GB）とHDD（2TB）の２つ搭載されています。　初期状態の空き領域はSSD（198GB）とHDD（1.81TB）です。

最初にした作業

貸出機なので、いつもはリカバリをして、残っているデータなどを消去するところから始めるのですが、PCを起動したらWindowsの初期設定画面が表示されたので、その作業は必要ないと判断し、そのまま使っています。　Windowsの初期設定画面の最初の方が少し違うのですが、基本的な流れは今までと同じです→「Windows10の初期設定」