とくみつ録。: 4Kディスプレイ搭載！　17.3インチゲーミングPC「NEXTGEAR-NOTE i7901GA1」レビュー（５）～バッテリー駆動時間、消費電力、一年間の電気代、騒音チェック

レビューその1､その2、その3、その４からの続きです。　今回はバッテリー駆動時間、消費電力、一年間の電気代、騒音を確認して、全体をまとめます。

バッテリー駆動時間

BBenchを使い、バッテリー駆動時間を測定してみました。結果は 2時間11分 でした。　※バッテリ残量が5％をきると電源がOFFになる設定です。　積極的に野外に持ち出して使うPCではないので十分だと思います。

使用条件：液晶の明るさ中間、radiko.jpを連続再生
結果： 2時間11分

消費電力

ワットモニターでPCの消費電力を確認しました。

１）電源OFF：　0W
２）アイドル時：　35～44W（液晶の明るさ：最小～最高）
３）ベンチマーク：　～130W　グラフィックテスト
４）FF XIV ベンチマーク：　252ｗ

何もしていない時（アイドル時）は35～44Wとグラフィックボードを搭載した高スペックPCのわりに省電力です。　私のデスクトップPC（モニターなし）と同じくらいの消費電力です。　ウェブ閲覧など通常使用時の消費電力は計測し忘れました（死）　今までの経験から推測するに60～80W程度だと思います（なんの参考にもならない推測）。　
（３）は「CrystalMark 2004R7」のグラフィクベンチマークを実行しているときの消費電飾です。　（４）との消費電力の違いが若干気になります。

ちなみに、FF XIV ベンチマークソフト実行時のCPU使用率は20～40％でした。

一年間の電気代

消費電力をもとに電気代を算出してみます。　消費電力は通常使用（70W程度）を9時間、1日3時間ゲームをする（252W）と仮定しました。　※「電気代計算シミュレーターで電気代を計算してみましょう」を利用して算出しました。

1年間の電気代：1万2972円

電気代を厳密に試算するのは難しいので目安としてみてください。　ゲーム実行中は消費電力が跳ね上がるので、ゲームの時間が増えると電気代も上がります。

騒音

基本的に静かなのですが、ゲーム中は冷却ファンの音が結構うるさいです。　Windowsを起動した直後やウェブ閲覧してるときにもたまに、ファンがMAXで回ります（こういうときはすぐに静かになります）。　ゲームプレイ中に熱暴走を起こさないよう、そして熱で部品寿命が縮まないよう、しっかり冷却してれくれていることはありがたいのですが、ここまでうるさいとね・・・。　ゲームに集中したいならヘッドホンが必須かもです。

感想・まとめ

とにかくパワフルなマシンでした。　4K解像度をものとせずにブンブン振り回せる本物のゲーミングノートPCです。　→「ベンチマークソフトを実行したら、とんでもない数値が出たので思わず2度見してしまいました」。

ゲーミングPCというジャンルですが、動画編集や、仕事にも使えます。　動画編集は非力なPCで作業すると苦痛でしょうがないのですが、このマシンなら快適です。　ただ、動画編集をメインに考えているなら、同社のクリエイター向けPCブランド「DAIV」のNG7610シリーズのほうが向いていると思います。　お借りした「NEXTGEAR-NOTE i7901GA1」と似たような構成と価格帯で、4K - IPS液晶（AdobeRGB比100% ）を搭載したモデルです。

「NEXTGEAR-NOTE i7901GA1」の液晶はIPS方式ではないものの、それに匹敵するくらい綺麗です。→「液晶チェック」　高精細なモニターなので文字は印刷したみたいにエッジがクッキリしてます。

Windowsでの 4K 環境は今回が初体験でした。　表示が小さすぎたり、レイアウトが崩れるのではないかと心配してましたのですが、そんなこともなく、意外と普通に使えたので安心しました。　しかし、Windows側で拡大表示しているため、ウェブ画像や古いソフトは表示がボヤケてしまいます（iPad も似たような感じですよね）。　すぐに慣れますが、もし仕事にも使いたいなら、別途モニターを用意して、デュアルモニター環境で使ったほうが良いかもしれませんね。

筐体デザインもカッコイイです。　キーボードのバックライトはカッコイイだけでなく、実用的です。　→「外観チェック」

唯一のマイナス点はファンノイズの大きさです。　普通に使っているときは静かなのですが、ゲームをしてる時はうるさいです（汗）

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