液晶タブレット Cintiq 21 が故障したので、急遽こちらの液晶タブレット「Wacom Cintiq Pro 13」を購入しました。 Amazonにて、11万9574円でした。 本当はひとつ上のモデルを狙っていたのですが(→4K表示対応、15.6型液晶タブレット「Wacom Cintiq Pro」)、それはまだ発売されていないので(2017年2月現在)、こちらを選択しました。
ペンの筆圧感知機能は8192レベル(従来品の4倍)! 描き心地はすごく良いです(※要設定)。 描いてて気持ちいいです。 本体も小さくて軽くて取り回しが楽。 これはいい! 反面、画面サイズが今まで使っていた21.3インチから、13.3インチへ小さくなったので、狭苦しく感じます(汗) 慣れるまでの辛抱でしょうか。 とりあえずデュアルモニター環境で乗り切ってます。 これから使いながらレビューいたします。
目次 1) 開封の儀、外観チェック
2) Cintiq 21 との比較、消費電力
3) ペンの描き心地を優先してタッチ機能を無効化しました等
4) 約1ヶ月間使ってみた感想
番外編・部屋の照明が反射して画面が見づらいので角度をつけるためのスタンドを購入
・【スタンド】サンワサプライの原稿台「DH-316」が結構良い!
・ 作業効率を上げるために「プログラマブルテンキー NT-19UH2BK」を購入
・ 洗って繰り返し使える液晶画面クリーナー「イージークリーニングローラー」がいい感じ!
・ Cintiq Pro 動作確認済み DisplayPort - Mini DisplayPort ケーブルを購入
・ ペンのサイドスイッチによる右クリックが使えないときは、デジタルインク機能をONにすると解決するけど、そうするとPhotoshopで筆圧感知機能が使えなくなる問題が発生・・・を解決する方法【Windows10】
開封の儀
注文して翌日には届きました。 Amazonありがとう!(^人^) 助かりました。裏面。 モニターが入ってると思えないくらい小さなパッケージです。
パカリ(開封) Wacom Cintiq Pro 13 とご対面。
外観チェック
液晶タブレット本体はシンプルな形です。 サイズは360 x 235 x 11.9mm 重さは1.1kg本体裏面に折りたたみ式の脚(スタンド)内蔵。
傾斜をつけることができるスタンド。 イラストを描くにはちょうどいい傾斜なのですが、私の環境では部屋の照明が反射して画面が見づらくてしゃーないです。 「Cintiq 13HD」に付いてたスタンド(動画)のほうが使いやすいのですが、今回は別売りなんですよねえ。 しかもまだ発売されてないという・・・
_(:3」∠)_ はやく発売してください
液晶タブレット本体はかなり薄いです(11.9mm)。 でも頑丈です。 手を置いたときに筐体が歪んだりすることはありません。 そして揺れることもありません。 安定してます。
右側面にはSDカードスロットが付いてます。 なにげに便利です(使用図)
モニター正面から見て、左側面にはUSB(Type-C)×2ポートとイヤホン端子。 上部には電源ボタンとペン立てを設置するための溝があります。
付属品
付属品はこんな感じ。 なんかいろいろ入ってます。 モニター用のケーブルは「USB Type-C」もしくは「mini DisplayPort」です。 対応するポートがPCになければ、別途変換ケーブルを自前で用意しなきゃいけません。 私のPCのグラフィックボードには「DisplayPort」しかついてないので・・・自前で用意しました。( ᐛ )و →追記:不具合があったので買い直しました
こちらは電源コードとACアダプター。
筆圧感知機能は8192レベルのPro Pen 2。 ペンのサイズは「Cintiq 13HD」用ペンと同じです。 それよりもボタン部分がフラットなせいか、描いてる途中で意図せずうっかり押してしまいがちです。
こちらは金属製の蓋(重厚!)がかっこいいペンホルダー。 中に替え芯が10本入ってます。 標準芯6本、フェルト芯4本。 フェルト芯のほうが摩擦が大きくて、描き心地が良いなあと私は思います。
今までの替芯よりもかなーり細く小さくなりました。 取り出すときに折れてしまわないか心配になるレベル。 今までは無印良品の細軸綿棒を替え芯として使えたのですが、これからはその裏技は使えません。
あとで気づいて別撮りになってしまいましたが、ペンに取り付けるカラーリングも付いてました。
PCと接続
PCとの接続例。 USB接続(右)のほうがシンプルで良いのですが、グラフィックボードに接続しないとせっかくの性能を活かせないので、私は Wacom Link(付属品)経由で接続してます(左図)。タブレット本体はシンプルですが、ケーブル類を繋ぐとごちゃごちゃしてきます。 というか、タブレットの左右に出っ張ったケーブル&端子は、作業してて激しく邪魔!('A`)
作業スペース(液晶)は13.3インチ(294×166mm)。 これはA4用紙よりも小さいです。 今まで使っていたCintiq21の作業スペースは約430×325mmでした。 この急激な変化に絶賛戸惑い中です(汗)
IPS液晶なので色味は自然で視野角も広いです。 とても綺麗で見やすい液晶です。 画面解像度は1920×1080ドットと高精細。 ・・・高精細すぎてPhotoshopのツールアイコンが小さいです(汗) 許容範囲ギリギリですね。 4K表示対応、15.6型液晶タブレット「Wacom Cintiq Pro 16」は、これ以上に高精細な液晶なので、アイコンはさらに小さくなりますよね。 ・・・使えるんでしょうか?? 今回は、Cintiq Pro 16が発売されてないから Cintiq Pro 13 を購入したのですが、もしかすると、これで良かったかもしれませんね。 ・・・・って、現物を見てから判断したいところですけど。
電源を入れると画面上部にアイコンが表示されます(ハードウェアコントロールボタン)。 モニターを消したり、設定を呼び出したり、タッチ機能を無効化することができます。
イラスト作成時に使える便利キーの類は、本体についていません。
・その2へつづく
リンク
■ Wacom Cintiq Pro 13 製品情報
■ Wacom Cintiq Proについて Wacom ヘルプ
■ ワコム Cintiq Pro 13 液晶ペンタブレット 13.3フルHD液晶 DTH-1320/K0 Amazon
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