とくみつ録。: オイル充填式カイロ「ハクキンカイロ」を購入

オイル充填式カイロ（白金触媒式カイロ）「ハクキンカイロ」を購入しました。　価格は2845円でした（Amazon）　。　表面は綺麗な鏡面仕上げ。　Zippoハンディウォーマーと似てます。　ハクキンが元祖ですけどね。　ウィキペディアにはZIPPOハンディーウォーマーはハクキンOEMって書いてあります・・・そうなんですか？　着火はスムーズ、暖かさも十分。　良い製品です。

いきさつ

前回購入した「東京パイプハンディウォーマー暖」は、ハンディウォーマーミニと比べて発熱時間は短めでした（ただし暖のほうが暖かい）。　その後、毎日使ってまして、エージングが進んだのか、購入当初よりも少し発熱時間が延び、6～7時間くらい持続するようになりました。　延びたというか、5時間で消えることがなくなったという感じでしょうか。　それでもミニの発熱持続時間には届かないんですけどね。

バーナー（ヘッド）部分を変えても発熱時間に変化はほとんどありません。　考えられる原因は、中の綿の質、本体サイズ、本体の材質、つくり（継ぎ目部分の隙間の有無？）辺りでしょうか。　「東京パイプハンディウォーマー暖」が劣っているのか、「ハンディウォーマーミニ」が優秀なのかよくわからないので、オイル充填式カイロの元祖「ハクキンカイロ」を購入して、３つの発熱持続時間を確認してみました

開封

昭和か！　的なパッケージイラスト。　素敵。

裏面に豆知識が書いてます。　「安全でクリーンなハイテクカイロです」まで読みました。　メイド・イン・ジャパンです。

付属品。　オイルは別売りです。

ハクキンカイロ

表面は鏡面仕上げ。　メタリックでかっこいいです。　材質は真鍮です。

発熱中は触れないほど熱くなるので、袋に入れて使います。

使い方

「東京パイプハンディウォーマー暖」、「ハンディーウォーマーミニ」と比較

購入した「ハクキンカイロ」と「東京パイプハンディウォーマー暖」、「ハンディーウォーマーミニ」を並べてみました。　「ハクキンカイロ」のほうが上下に少し長いですけど、「東京パイプハンディウォーマー暖」とほぼ同じサイズと言って間違いありません。

（´-`）.｡oO（Zippoハンディウォーマーは未だ発見できず・・・どこに置いたんだんだろう

バーナー（ヘッド）部分のサイズはみな同じです。　使い回しできそうです。

「ハクキンカイロ」の中身（綿）を拝見。　「東京パイプハンディウォーマー暖」があふれるくらい綿を詰めているのに対して、「ハクキンカイロ」は九分目あたりで止めてます（上写真）。　隙間があるおかげでオイル充填が楽です。

発熱持続時間を確認

さっそく「ハクキンカイロ」の発熱持続時間を確認してみました。　オイルは「Zippo オイル」を使用しました。　その結果・・・

10mlのオイルを充填したときの発熱持続時間
・ハクキンカイロ：　6～8時間
・ハンディウォーマー暖：　6～7時間
・ハンディーウォーマーミニ　：約10時間

意外（？）なことに「ハンディウォーマー暖」といい勝負です（笑）　両者同じタイミングで消える場合もありますし、調子によっては発熱持続時間が逆転するときもあります。　「ハンディウォーマー暖」はそんなに悪くなかった！？

ただ体感的にはハクキンカイロの方が長持ちです。　消えそうになったときに粘ります（暖はすぐ消える印象）。　ハクキンカイロを買って5日ほど毎日使ってますが、一度だけ9時間近くまで使えたことがありました。　「ハンディウォーマー暖」は私の記憶が正しければ8時間を超えたことはありません（オイルを10ml充填したとき場合）。

ハクキンカイロの取扱説明書を見てたら「外気温が高いときは持続時間は短くなります」と書いてありました。　温度が高いとオイルが揮発しやすくなるのでしょうか。　・・・カイロの発熱量も持続時間に関係してくるのでは？

カイロとしての暖かさは
ハクキンカイロ　＝　ハンディウォーマー暖　＞　ハンディーウォーマーミニ
です（体感）。　ハンディーウォーマーミニの持続時間が長いのは、この辺りが関係してるのかもしれません。
※追記：書き忘れてました。　ハンディーウォーマーミニのバーナー部分は「ZIPPOハンディーウォーマーのバーナー」を使用してます。

ハクキンカイロとハンディウォーマー暖は同じ暖かさですが袋越しの体感温度です。　きちんと計測したわけではありません。　もしかすると本体の表面温度に違いがあるのかもしれません。　そのせいで「ハンディウォーマー暖」のほうが発熱持続時間が短くなっているのかも。　検証する機会がありましたらまたここに追記いたします。

・「しばらく使ってみた感想」へつづく

リンク　