とくみつ録。: ５インチ型Androidスマホ「ASUS　ZenFone 5」レビュー２　～数日使ってみた感想。

5インチAndroidスマートフォン「ZenFone 5 (A500KL)」16GBモデルを購入しました。レビューその１からのつづきです。

購入して数日間じっくり使ってみました。　感想を一言でまとめると「大筋で満足」です。　　評判通り、2万9484円とは思えないほど出来のいいスマホでした。　Nexus5と比べると、液晶のバックライト品質とカメラの画質が少し劣るので、そのあたりに価格差を感じますが、普段のチョイ使いにはこれで十分間に合います。

体感速度

自宅のWi-Fiに接続

ホーム画面、ウェブ閲覧、FullHD動画再生、アプリの起動、どれもストレスを感じることなく操作、閲覧できます。　部分的に少しもたつくところはあるものの、普段から使っている「Nexus5」と差を感じないレベルで使えます。

使用感

最初からインストールされてるアプリ

Nexusと違い、ASUS独自のアプリや、有名アプリ（フリップボードやKindle）などが最初からインストールされてます。　カメラアプリもASUS製（かな？）。　強引に割り込んできたり、操作の邪魔になるようなものは入ってないのでとくに気になりません。　個人的には標準でボイスレコーダーが入っているところはお気に入り。

クイック設定に「画面の自動回転ON/OFF」、「テザリングON/OFF」ボタンが用意されてます。　便利です。

2014年12月20日追記：　たまにカメラやフォト（ギャラリー）の反応なくなりフリーズしたようになります。　今日、はじめてこの症状に気づきました。　「メモリ解放」をしたり、アプリの再起動をすると解決します。　メモリが不足しているのでしょうか？　はたまた挿しているSDカードのせいかも？　何度か負荷テストをしてみましたが今のところ原因や不具合が起きるタイミングは掴めていません。

使わないアプリを無効にしてみました。　気のせいかもしれませんが、文字打ち（初動）や写真を撮ってメールなどに添付するときのレスポンスが少しアップしました。　上記したフリーズもその後は発症してません。　これでしばらく様子見します。

カメラ

背面カメラはNexus5と同じ800万画素です。　でも画質はそれよりも少し劣る印象です。　参考→ 「Nexus5」カメラテスト

asus zenfone 5（Flickr）　←他の作例はこちらにアップしてます

撮影レスポンスはNexus5と同じか、ほんの少し遅いくらい。

ストレージ

16GBモデルを購入しました。　初期の空き容量は10GB強。　それにくわえ「ASUS　ZenFone 5」はMicroSDカードが使えます。　おかげで容量を気にせず、写真や動画をバシバシ撮りまくれます。　助かるー！

ちなみにmicroSDカードは2年前に購入したこれを挿してます。　→ サンディスク microSDHC 32GB Class4 SD変換アダプター付属バルク品　Amazon

液晶

液晶はIPS方式で、視野角が広いです。　色のバランス、発色も良好。　液晶サイズは5インチ（1280×720ドット）。　Nexus5(1080x1920ドット)とくらべると解像度が低いのですが、ネット閲覧する分にはこの差は全然気になりません。　気になるのはバックライトを暗くしたときの左右の輝度差（下図）。

バックライトを明るめにすると明るさは均一ですが・・・

バックライトを暗くすると左右で明るさが違います。　部屋の電気を消して液晶を見ると右側の暗さが気になります。

バッテリー

あまり使うことなく、ほぼスタンバイ状態で12時間44分持ち歩いた後のバッテリー残量が上図です。　まだ85％残ってます。　約12時間で15％消費しているということなので、あまり使わなければ、1日（24時間）経っても70％残っている感じでしょうか。　うまくいけば3日くらい平気かもしれません。　なかなか良さげ！　ちなみに連続使用すると約9時間使えるとのお話。　あとでテストしてみます。

通信

iPad mini 2に挿してた、「OCN モバイル ONE」のSIM（ナノSIM）に変換アダプターをつけて「ASUS　ZenFone 5」に挿しました。　「OCN モバイル ONE」についての感想は何度も書いてますが、普段のチョイ使いにはこれで十分です。　通信容量に制限がありますが、制限中（200kbps）でも不満のない速度ですし、イザとなれば「容量追加オプション」（540円で当日だけ通信量無制限）が使えます。