とくみつ録。: ミニタワー型デスクトップPC「HP Pavilion 500-340jp」をお借りしました　～Core i5、グラフィックボード搭載、さらにテレビ録画ができて9万円以下！

日本HPのミニタワー型デスクトップPC「HP Pavilion 500-340jp/CT」をお借りしました。　Core i5、グラフィックボード、さらにW地デジチューナーを搭載しながら、価格を9万円以下に抑えたコストパフォーマンスの高いモデルです。

構成は、OS: Windows 8.1（64bit）、　CPU： Core i5 -4460（3.2～3.4GHz)、　メモリ：4GB、　ストレージ:1TB HDD、　グラフィック：NVIDIA GeForce GT 640（4GB）、　地デジチューナー：W録画対応、　光学ドライブ：DVDスーパーマルチドライブ、　　価格：8万9964円（税・送料込）。　これから数回にわけてレビューいたします。

目次１）　これはなに？
２）　スペック確認、ベンチマーク、最初にした作業
３）　外観、内部、付属品チェック
４）　起動時間、体感速度、消費電力、電気代、騒音、テレビ
５）　感想、まとめ

※ 実機をメーカーよりお借りしてレビューしています。掲載料などはいただいておりません。記事の内容は私が実際に使ってみた個人的な感想です。メーカーや第三者の指示は一切ありません

なにこれ？

今回お借りしたのは、日本HP（ヒューレット・パッカード社）のミニタワー型デスクトップPCです。　モデル名は「HP Pavilion 500-340jp」。

日本HP、個人向けデスクトップPC ラインアップ

上図は日本HPの個人向けデスクトップPCのラインアップです。　本機の立ち位置は矢印で示したところ。　ミドル級の性能を持ちあわせていながら価格を低く抑えたシリーズです。　このシリーズの最小構成価格は4万9800円～ですが・・・

HP Pavilion 500-340jp/CT　HP Directplus

お借りしたPCはシリーズの中でもスペックの高い「i5 GT640搭載モデル」です。　さらに構成もカスタマイズされてます。　HDDの容量をアップし、地デジチューナーを搭載してます。　価格は8万9964円（税・送料込）です。　※2014年7月28日現在

内部

スペック確認

スペック詳細　PDF

まずはスペック（構成）を確認いたします。　上図はお借りしたマシンの構成です。　TVチューナー（W録画可能）を搭載してます。　構成は購入時に予算や用途に合わせ自分好みにカスタマイズできます。

OSはWindows8.1の64bit版です。　電源を入れて起動するとModernUIではなく、デスクトップ画面が表示されます。

■ Windows のチュートリアル

デバイスの種類に依存しますが、Windows 8.1 Update により、既定では、PC にサインインしたときにデスクトップを表示します

Windows7ではできなかった　OM-D E-M5で撮った動画（MOV）の「サムネイル表示」もWindows8.1なら可能です（上図）。　　動画編集は「ムービーメーカー」（無料）で可能です。

標準ではPDFのサムネイル表示は出来ませんが、こちらの方法で解決します　　→「私的博物展示館: 自炊本 pdfのサムネイルが表示されない Win7 64bit 対策実践記」　情報に感謝

CPUはCore i5 -4460（3.2～3.4GHz)。　4つの頭脳で4つの仕事を同時にこなす4コア4スレッドのCPUです。

ストレージは1TB HDD。　初期状態での空き領域は900GB前後です。　上図はベンチマーク用ソフトなどをインストールした後のキャプチャーなので、空き領域：896GBになってます。

「Speccy」を使ってPCのシステム情報を表示

搭載してるグラフィックはNVIDIA GeForce GT 640（4GB）。　エントリークラスですが、ゲームのベンチマークテスト（下記）の結果は良いです。　光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを内蔵してます。　購入時にBlu-ray Driveに変更することも可能です。

ベンチマーク

WIN SCORE SHARE

Windows8.1から『Windows　エクスペリエンスインデックス』が廃止されましたのでフリーソフト「WIN SOCRE SHARE」を使ってスコアを表示しました（上図）　最低スコアはディスクの5.9でした。

「CrystalDiskMark」、「CrystalMark 2004R3」、「HDBENCH」

内蔵ストレージはHDD。　SSDと比べると見劣りするベンチマーク結果ですが、体感速度は悪くありません。　爆速ではありませんが、普段使うには必要十分な速度です。

参考
■ ベンチマークCrystalMarkの[ALU],[FPU],[MEM],[HDD],[GDI],[D2D],[OGL]という指標の意味
■ DirectDrawとは
■ OpenGL

「ストリートファイターIV」PCの性能を測るベンチマークソフト

ゲームのベンチマークテスト「ストリートファイターIV」を実行してみました。　結果は「A」でした。　動きはとてもスムーズでした。

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアベンチマークキャラクター編

ファイナルファンタジーXIVのベンチマークソフトも実行してみました。　画面解像度：1280×720の条件だったら快適に動作します。　それ以上の解像度だと普通という結果です。　遊べないということはありません。

他のPCのベンチマーク
■ 最大4.0GHzで動作する「Core i7-4790 （Haswell Reflesh）」を搭載した省スペース型デスクトップPC 「HP Pavilion Slimline 400-320」
■ ドスパラ　ゲームパソコン「GALLERIA HX（ガレリア HX）」
■ ドスパラのデスクトップPC『Prime Magnate BL』
■ Haswell搭載、手のひらサイズのデスクトップPC 「Diginnos Mini NUC-W5」
■ 2in1 ノート　「HP Pavilion 11-h100 x2」
■ 18.5インチ液晶一体型パソコン「HP 18-5040jp」
■ 小型デスクトップPC「Lm-mini63X」

最初にした作業

貸出機なので最初に「工場出荷時の状態に戻す」（リカバリ）作業をしました。

ベンチマークソフトやIMEなどもいくつか入ってますが（汗）、最初からインストールしてあるソフトはこんな感じです。　セキュリティソフトは「McAfee」が入ってたのでアンインストール（理由）。　他のソフトは以下のものをインストールしました（貸出期間が実質3日と短いため最小限のソフトにしぼりました）。

■ Google 日本語入力
■ Chrome ブラウザ
■ WinShot　キャプチャーソフト

Microsoft アカウントを持ってますが、今回はログインしないで使いました　→「　【Windows8.1】 Microsoft アカウントを使わずにサインインする方法」

・その２へつづく

リンク　