とくみつ録。: 「HP Pavilion 11-h100 x2」をお借りしました。　～タブレットとしても使える 2in1 ノートPC

日本HPの 2in1 パソコン「HP Pavilion 11-h100 x2」をお借りしました。　キーボード部分が分離してタブレットとしても使えるハイブリッドなノートPCです。　ネット閲覧や動画再生くらいなら余裕でこなすので、サブ機にぴったり。　体感速度は「Dell Venue 8 Pro（ATOM機）」と同レベルですが、それよりも少しだけ速く感じます。

構成は、液晶：タッチ対応、11.6インチ（1366 x 768ドット）IPS、　OS: Windows 8.1（64bit）、　CPU： Celeron N2920 (1.86GHz - 2GHz)、　メモリ：2GB、　ストレージ:64GB、　グラフィック：Intel HD Graphics、　光学ドライブ：なし、　バッテリー：最大8.5時間、　価格：5万7000円（送料別）。　これから数回にわけてレビューいたします。

目次１）　これはなに？
２）　スペック確認、ベンチマーク、最初にした作業
３）　外観、キーボード周辺
４）　起動時間、体感速度、液晶チェック
５）　バッテリー、消費電力、電気代、発熱、騒音、スピーカー
６）　感想、まとめ

※ 実機をお借りしてレビューしています。掲載料などはいただいておりません。記事の内容は私が実際に使ってみた個人的な感想です。メーカーや第三者の指示は一切ありません。

これはなに？

日本HP（ヒューレット・パッカード社）から発売中の11.6インチ型 2in1 パソコン「HP Pavilion 11-h100 x2」をお借りしました。　2012年にお借りした「HP ENVY x2」の後継機になります。　

キーボードを外して、タブレットとしても使えるノートPCです。　前回お借りした「HP ENVY x2」が、高級路線のENVYシリーズだったのに対し、今回は一般向けのPavilionシリーズになりました。　表面素材が金属 → 樹脂製に変わり、「HP ENVY x2」よりも価格が低く抑えられてます。

筐体カラーは黒と赤の2種類あり、赤をお借りしました。　とっても艶やかな色です。

表面は傷が付きにくく、~~汚れにくい~~ HP Imprint を採用。　追記：よく見たら指紋が結構付いてました。　なので汚れにくいという表現は適切じゃありませんね。　すみません。

シリーズの姉妹品として、Android OSを採用した「HP SlateBook10 x2」もあります。

過去記事
■ 日本HPの 10.1インチ型 Android タブレット「HP SlateBook10 x2」が気になって2度見 3度見中

スペック確認

HP Pavilion11 x2 スペック　PDF

ではまずはスペックから確認いたします。　気になったのはバッテリー駆動時間です。　最長8.5時間とあります。　実際にバッテリーテスト（radiko.jpの連続再生、液晶輝度最高）をしてみるとほぼ公称値どおりで約8時間駆動しました。　前モデルは公称値：19時間、バッテリーテスト（液晶輝度中間）：約10時間という結果でした。　公称値は前モデルと2倍以上の開きがありますが、実際に使ってみるとそこまでの差はありません。

無線LANは5GHz帯に対応してません。　我が家は 2.4GHz帯が非常に繋がりづらいので各テストに難儀してます（汗）　有線LAN用端子が欲しかった。。。

OSはWindows8.1（64ビット版）

CPUは Celeron N2920 (1.86GHz - 2GHz)。　　4つの頭脳で4つの仕事をこなす、4コア、4スレッドのCPUです。　性能はATOMと同じか少し上くらい。　ウェブ閲覧＋HD動画（720p）再生なら難なくこなせます。

SSD容量は64GB（LITEONIT L8T-64L6G-HP）。　この貸出機の初期状態の空き容量は33.1GBです。　時期によって市販品とは違う可能性もあります。

「Speccy」を使ってPCのシステム情報を表示

グラフィックはIntel HD Graphics（CPU内蔵）。　光学ドライブは内蔵されてません。　

ベンチマーク

WIN SCORE SHARE

Windows8.1から『Windows　エクスペリエンスインデックス』が廃止されましたのでフリーソフト「WIN SOCRE SHARE」を使ってスコアを表示しました（上図）。　一番低いスコアはグラフィック「3.6」です。　「Dell Venue 8 Pro」のスコアと比べるとCPUやグラフィックが劣ってます。　ベンチマーク（下）ではグラフィックはともかく、CPU性能は負けてないハズなんですけどねえ。

「CrystalDiskMark」、「CrystalMark 2004R3」、「HDBENCH」

SSD性能はこのクラスにしてはかなり高いです。　そのせいかエクスプローラー操作、OSの起動、アプリの起動、どれも速くて快適です。

参考
■ ベンチマークCrystalMarkの[ALU],[FPU],[MEM],[HDD],[GDI],[D2D],[OGL]という指標の意味
■ DirectDrawとは
■ OpenGL

「ストリートファイターIV」PCの性能を測るベンチマークソフト

無謀だと知りつつゲームのベンチマークテストを実行してみました。　結果はこのとおり。　マシンスペックを必要とするゲームは本機では遊べません。

他のPCのベンチマーク
■ ハイブリッドPC（2in1 PC）「HP ENVY x2」
■ Windows 8.1 タブレット「Dell Venue 8 Pro」
■ 18.5インチ液晶一体型パソコン「HP 18-5040jp」
■ 10.1 インチ Windows８タブレット「ThinkPad Tablet 2」
■ DELLのウルトラブック「XPS 13」

最初にした作業

貸出機なのでまずはPCを「工場出荷時の初期状態」にしました。　やり方はこちらと同じです→「リカバリの手順」。　作業は10分ほどで完了しました。

初期状態のアプリ一覧（McAfeeだけアンインストール済み）

セキュリティソフトは「McAfee」が入ってたのでアンインストール（理由）。　「マカフィーセントラル」は消し忘れました。。。　他のソフトは以下のものをインストールしました（貸出期間が実質3日と短いため最小限のソフトにしぼりました）。

■ Chrome ブラウザ
■ WinShot　画面キャプチャーソフト
■ Google 日本語入力

・その（２）へつづく

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