とくみつ録。: メカニカル・テンキーレスキーボード「BLACK PAWN（赤軸）」レビュー（３）　～常用できるよう少しカスタマイズしました

センチュリーの省スペース型 メカニカル キーボード「 BLACK PAWN（赤軸）」を購入しました。　日本語配列で、テンキーも、かな印字もない、シンプルなタイプです。　「Cherry MXキースイッチ」採用、LEDバックライト搭載。　Amazon価格は1万1635円。　レビューその１、その２からのつづきです。

今回は若干片手落ち感漂う BLACK PAWN を少しカスタマイズして、使い勝手を改善しました。　

見づらい印字を見やすくカスタマイズ

BLACK PAWN はLEDバックライトを搭載してます。　おかげで暗い場所でも印字が見やすいです。　しかし数字や特殊キー（PrintScreenなど）は光りません。　印字はすごく暗いです（上図参照）。　光らないキーはとても見づらいです。　手元が暗いからLEDバックライト付きのキーボードを買ったというのに、数字キーなどは前よりも見づらくなりました。

そこで・・・

「Majestouch MINILA」のキートップと交換しました。　キースイッチが同じCherry製なのでできる芸当です。　「Majestouch MINILA」の印字は黒地に白い印字。　コントラストが効いてて見やすいです。　「BLACK PAWN 」よりも見やすいです。

すべてを交換するとバックライトの意味が無いので数字キーと右側の記号キーのみ変更しました。

交換完了。　明るい場所でみるとこんな感じです。　数字キーがとても見やすくなりました。

暗い場所ではこんな感じです。　「Majestouch MINILA」のキートップ（印字）はバックライトを透過しません。　なので暗い場所では見づらくなるものの、「BLACK PAWN 」の標準キートップよりも断然見やすいです。　実際はここまで暗い場所では使わないので、これで不満なく使えてます。

上記以外の方法で、キートップ用のシールを使ってもいいかもしれません。
■ キートップシール　Amazon

キートップにシールを貼る

「Majestouch MINILA JP」で利用してみてわりと良かったので、「BLACK PAWN 」でもキートップにシールを貼りました。

■ キーボードの打ち間違えを減らすためにキートップにシールを貼ってみました

Fnキーの場所が「Majestouch MINILA JP」と違うので結構戸惑います。　シール＋キーをひっくり返すことでより直感的にわかりやすくしてみました。

チルトスタンド（台）を用意

「BLACK PAWN 」にはチルトスタンドがありません。　「チルトスタンドを出すと手首にとっては負担」という話もあるのでしばらく、チルトスタンドなしで使ってましたが、どうにも使いにくいのでやっぱり足は必要じゃないかと・・・

そこで、パームレストをチルト台にしてみました。　そしたら丁度よかったです。　使っていないパームレストを有効活用できました。　ちなみに・・・

木製パームレスト　サイズ：294×66×15.5mm
石製パームレスト　サイズ：300×81×13mm

石製パームレストは厚みの公称値は13mmと記載されてますが、足を含めると約18mmです。　見た目や手触りは木製の方が好きです。　でも使い勝手というかサイズ感は石製の方が良いです。　木製パームレストはやはり奥行きが狭いです。

まとめ

「Majestouch MINILA JP」と比べると一長一短でした。　バックライトキーが灯らない印字がとても見づらかったり（つか、すべての文字が光って欲しかった）、チルトスタンドが省略されてたり、キートップとキースイッチを繋ぐ部分のつくりは「Majestouch MINILA JP」のほうが品質が良かったり。。。　「BLACK PAWN」はバックライトを搭載しつつ、価格を同程度に抑えてるのでしかたない部分もありますが、もう少し価格を上げてもいいから「Majestouch MINILA JP」に負けないくらいの品質で出してほしかったです。　そのほうが満足度が高かったと思います。　そういえば「角マウス（センチュリー製）」ももう少しコストをかけてくれと思った記憶が・・・。

と言いつつも
赤軸のキータッチは心地よく、キーボードサイズも手頃。　余分な出っ張りもなく見た目もシンプル。　配列も好みですし、バックライトキーが灯るので暗がりでもアルファベット部分は印字が見やすいです。　上記したカスタマイズ（というか工夫）により、使いやすいキーボードになりました。　Amazon風に満足度を評価すると ★★★☆☆（星３つ）。　カスタマイズ後は ★★★★☆（星４つ）です。

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