FILCOの日本語配列メカニカルキーボード「Majestouch MINILA JP」(茶軸)を購入しました。 Amazon価格は1万197円。 テンキーと「かな印字」を省略したコンパクトでシンプルなキーボードです。
約10年使ってきた「HHKB Pro ver.1」からの乗り換えです。 英語配列から日本語配列に変わったので、記号やCtrl、Altキーなどの位置にまだ少し戸惑いますが、意外とすんなり移行できました。 「Majestouch MINILA JP」の見た目やサイズ、キーの打ち心地などがお気に入りです。
目次 1) いきさつ
2) 開封の儀
3) 外観チェック
4) HHKBとの比較
5) 感想
番外編・ 打ち間違えを減らすためにキートップにシールを貼ってみました
・ 手触りの良い、木製のパームレストを使ってみました
・ FILCO製の木製パームレストを購入
・ キーボードのお掃除
・ 「U」キーでチャタリング発生 ~修理を依頼しました
・ 【ドレスアップアイテム】アルミ製のキートップ「KEY-AL10P-SV」を購入
・ 「静音化リング」を取り付けてみました
・ 矢印キーなどキーキャップを交換しました
・ FILCO Majestouchシリーズ専用交換用キーキャップセットを購入
詳細は以下より
いきさつ ~10年使ったキーボードからの乗り換え
約10年使った「HHKB Pro」
しかし、トラックボールやマウスなど、黒色を基調とした周辺機器が多いの中で、キーボードだけが白色。 見た目の統一感がありませんでした。 そこで黒色に買い換えようと思います! ・・・が! 「HHKB Pro 墨」は印字がとっても薄いんです(図) これは文字が見づらそう・・・。 実際「東プレ Realforce 89U黒」は印字が見づらくて嫌になった経験があるので避けたい配色です。
と、しばらくくすぶっていたら、先日良さげなキーボードを見つけました。 それがこれ
FILCO(ダイヤテック)のメカニカルキーボードです。 サイズは「HHKB Pro」よりも少し大きめながら、ほぼ同じと言ってもいいレベル。 キースイッチはマニアの間で定評のある独Cherry製。 キートップの印字も白色で見やすいです。 価格は1万円前半。 安くはありませんが、HHKB Proや東プレ製キーボードと比べると半分ほどの値段です。 試しに購入してみます(ポチッとな)。
■Majestouch MINILA 各種 Amazon
「Majestouch MINILA」シリーズには「日本語配列」と「英語配列」が用意されてます。 今回はリハビリをかねて「日本語配列」を選択。
キータッチを左右する軸(キースイッチ)も 黒、青、赤、茶 と4種類あります。 私は軽いキータッチが好きなので、茶軸 (スイッチ接点部にごくわずかにかちっとした感触あり)を選びました。 青軸 (メカニカルスイッチらしいカチャカチャという軽快な打鍵音)と迷ったのですが、「打鍵音は静かな方がいいかもしれない」と漠然と思い、青軸はあきらめました。
■Majestouch MINILA JP68キー 茶軸 ダイヤテック 製品情報
Cherry MX 茶軸(tactile feel):
押し下げ位置は最大で4mm、スイッチ接点は約2mm下がった位置にあります。そのスイッチ接点部にごくわずかにかちっとした感触があるタイプです。軽めの反発力(バネ圧約45g)との相乗効果で、軽快な入力感が特徴です。
参考
■ キーボード特集!入力環境にこだわりスイッチで選ぶ!|ドスパラ公式通販サイト
茶軸: 軽く素直な押し込み感と、底打ち前に軽やかなスイッチ感があります。
黒軸: スイッチ感は無くストレートな押し込み感があります。
白軸: 茶軸を重くした感じです。最近はほとんど見かけません。
青軸: 茶軸にカッチンと明確なスイッチ感を加えた感じです。
赤軸: スイッチ感はなく黒軸を軽くしたものです。
■ ダイヤテック・FILCOメカニカルキーボードに採用されているCHERRY MXスイッチとは
サイズもキータッチも「HHKB Pro」に似てます。 キータッチに関しては「Majestouch MINILA JP」のほうが軽く感じるので心地いいです。 ※バネ圧は両者とも45gです。 感想はまた後ほど
開封の儀
樹脂製の透明なフタが付いてます(郵送時の保護用)。 フタだけ独立してて、キーボードの上面(キートップの凹凸)にフィットしてるので、ホコリよけなど普段から活用したくなる出来栄えです。
交換用キートップが4つ、キーを取り外すための道具がひとつ、そしてFILCOと刻印が入ったUSBケーブル(1.8m)が入ってます。
外観チェック
日本語配列のテンキーレス・キーボードです。 縦横サイズはA4用紙の半分程度。 片手で持てるほどのサイズです。 しかし、キー部分は、キーピッチ19mm、キーストローク4mm(±0.5)と、標準的なフルキーボードと同じなので、狭さ・浅さは感じません。
本体の色は黒、印字は白。 コントラストが高く見やすいです。 かな印字は省略されてます。 おかげでスッキリしてます。
独立したファンクションキーはありません。 数字キー + Fnキーとのコンビネーションで入力します。 Fnキーはスペースキーの両脇に配置されてます。
配列にはほぼ満足してます。 細かい事を言うと「HOME」「END」、「PageUP」「PageDown」、そして「Delete」キーの位置には納得してませんが。
※「HOME」「END」「PageUP」「PageDown」は Fnキー + 矢印キー、 「Delete」は Fnキー + BackSpace が個人的には理想です。 その辺りはHHKB Lite2 配列のほうが理想に近いです。 →「HHKB Lite2 | 仕様(日本語配列 かな無刻印) | PFU」
裏面。 大きめのゴム足が付いてます。 キーボード本体も重めなのでタイプ時にずれるようなことはありません。 傾き(高さ)を調整できるスタンドにもゴムが付いてます。
裏面のDIPスイッチの切替で6通りのキー配列の変更ができます。
薄型キーボードと違い、段差が大きいので、パームレスト(こういうアイテム)を用意したほうが使いやすいです。
接続はUSB2.0。 隣のUSBハブポートにマウスを繋ぐこともできます(USBハブ機能搭載)。
・その(2)へつづく
リンク
■Majestouch MINILA JP68キー 茶軸 ダイヤテック 製品情報
■Majestouch MINILA 各種 Amazon
■Majestouch MINILA 各種 楽天
関連記事
■ センチュリーのメカニカル・テンキーレス キーボード「BLACK PAWN(赤軸)」を購入しました ~日本語配列 カナ印字なし LEDバックライト搭載
■ Windows7で英語配列キーボード(HHKB pro)を使う方法
■ 東プレ Realforce 89U(黒)
■ 薄型コンパクトフルキーボード「TK-FDP012シリーズ」レビュー
■ 天然石で作ったパームレスト ~本物の天然石を磨きあげた一品
■ テンキーレス・メカニカルキーボード「Majestouch 2」に新色「クリームホワイト&グリーン」登場
■ そうだ、キーボードを掃除しよう
リサーチリンク
■キーボード の ベストセラー Amazon
■キーボード 週間売上げランキング 楽天
■ キーボード 人気ランキング 価格.com